うまくチームは機能していますか?
いい関係性を作っていくのって難しいですよね!?
今回はチームビルディングの基本「タックマンモデル」について考えていきたいと思います。
タックマンモデルとは
理想の組織を作っていくための段階を表したモデル「タックマンモデル」は、1965年にブルース・W・タックマン(心理学者)によって提唱されました。
ご自身が所属するチーム医療に置き換えて考えて頂ければ幸いです。
「タックマンモデル」では、チーム結成時から成果を上げられる状態になるまでの発達段階を4段階に分けています。
「形成期」
チームが作られたり、自分がそこに所属したばかりの段階です。
一緒に仕事する人の性格もわからなくて不安だと思います。
お互いぎこちないため、それを取り除いていくことが大切です。
難しいことは考えなくて大丈夫です。
この段階で大切なことは、とにかくコミュニケーション(量)をとるということです。
会話をする時間が重要!
たくさん話してお互いを知るところから始めましょう。
先生はワクチンで熱出ました?
「混乱期」
個々の考え方や仕事の進め方が全く一緒というのは難しいでしょう。
次第に意見や主張がぶつかってしまう時(段階)もあると思います。
そんな時でも焦らなくて大丈夫です。
しっかりとコミュニケーションをとって、関係性を修復していきましょう。
この時期をどう乗り切るかが重要です。
ここでは「会話の質」が大切と言われています。
「何に不満を感じているか?」
「何をやりたいか?」
一人ひとりの「考え方」にお互いが関心を持てるよう会話をしていきましょう。
先生!
まずは目標を決めませんか?
こういう方法も良いと思っているんですけど、こういった別の方法もあると思っているんですよね。
先生はどう思っていますか?
「統一期」
混乱期をしっかりと乗り越えることができれば、あとはもう一歩です。
チームが目指すべき目標を正しく把握し、メンバーがそれぞれの役割や責任を共有できたことと思います。
是非、実りのある話し合いを行っていきましょう。
手指消毒薬の使用量が少ないことが問題と思っているんですよね。
色んな職種から使用を促していきたいと考えてます。
自分からはこういった対策できると思っているんですが、こういうことってできますか?
「機能期」
チームがさらに発展すると、結束力だけでなく連動性も生まれます。
お互いにサポートしていくことで、個々のパフォーマンスを最大限発揮できるようになります。
ここまでこれれば怖いものなしですね。
なるほど!
こういうデータなら自分から出せると思います。
こういう活用はできますか?
さいごに
理想のチームを作るために必要なチームビルディングの基本についてお話させていただきました。
とにかく大切なのは「会話」です。
そして「混乱期をどう乗り越えるか?」です。
誰だって、良いチームを作りたいと思っています。
お互いにしっかりとコミュニケーションとって、より良い関係性を作っていければと思い、今回はこの話題にしました。
少しでも参考になれば嬉しく思います。